共用部分のアフター点検
共用部分のチェック
アフター点検では、建物の構造や設備といった共用部分が非常に重要です。よく考えてみると、マンションの構造体はや設備の多くは、共用部分にあります。ですから、この部分をきちんとチェックする必要があります。
ですが、通常、区分所有者はデベロッパーから依頼を受けた管理会社から「何か不具合はありますか」とアンケートで尋ねられても、自分の家の中(専有部分)のことしか頭に浮かばない傾向があります。
この辺にアフター点検の落とし穴があるといっても差し支えないでしょう。
ですから、アフター点検の時期になったら、理事会で共用部分のチェックのことを議題に取り上げ、日常生活において、あまり立ち入ったり関心の向かなかったところなどを見てまわるようにしましょう。
例えば、屋上やエレベーター機械室、電気借室など、普段足の向かないところをよく見るようにしましょう。
外部の専門家に依頼を
建築や設備の専門的な知識がなければ、こういった箇所に不具合があるかどうかを見分けることは難しいといえるでしょう。場合によっては、特殊な装置や機器を使用する必要が出てくることもあります。
また、もし不具合が見つかった場合は、その原因を突き止めて、売主であるデベロッパーや工事を行ったゼネコンと補修方法などについて交渉し、補修の後にはちゃんと直ったかもチェックしていかなければいけません。
こうした作業を管理組合だけで行うのは普通、無理があります。管理会社を頼りにするのも、売主であるデベロッパーとの関係から簡単ではありません。
さらに、大規模な補修工事の場合は、再度アフターサービスの保証をつけてもらう交渉が必要になります。ですから、外部の専門家に依頼して行うのが無難といえるでしょう。