専有部分のアフター点検
未使用のスペースや設備も点検
アフターサービスの期限は対象箇所にもよりますが、多くは引渡し等から1年か2年ほどです。この時期の前になったら専有部分と共有部分に分けて、しっかりチェックを行いましょう。
まずは、専有部分です。専有部分は家の中ですから、区分所有者自身がチェックをする必要があります。入居してから気になっているところなどを書き出してみましょう。
これまでに、それほど使ったことの無いスペースや設備がもしあれば、点検してみることも大事なことです。
専有部分の不具合として最も多いのは、床がきしむ、ドアが上手に閉まらない、手すりが安定せず、ぐらぐらするといった施工不良です。
これらは欠陥というほどでもなく、簡単に直りやすいといえます。しかし、そうはいってもアフターサービスの期間が過ぎてから補修しようとすると有料になってしまうことが多々あるので、十分な確認が必要です。
専有部分のチェックから、構造に関わる問題が見つかることもよくあります。
例えば、リビングの壁紙にひび割れがあり調べてみると、隣との境のコンクリート壁に大きなひび割れが入っていたり、または、外に面した壁に入っているはずの断熱材が施工されてなかったケースもあります。
こういった欠陥は共用部分の問題であり、管理組合が処理にあたる必要が出てきます。
実際には、そこまで深刻なケースは多くは無いと思われますが、専有部分だから管理組合は無関係というわけではありません。