長期修繕計画案のチェック
計画期間は何年か
年月を経るにつれて、マンションの建物や設備には故障や傷み、などが出てきます。そうしたものを食い止め、建物を長期にわたって良好に維持・管理していくには、定期的な修理や取替えが必要となります。
そういった工事の対象、費用、時期などを事前に考えておくのが「長期修繕計画」です。このような計画を練っていなければ、いざ工事する際に行き当たりばったりになりがちで、スムーズに事が運ばなくなってしまいます。
ですから、購入しようとしているマンションに長期修繕計画があるかどうか確認しましょう。これがあって当たり前なのですが、中には長期修繕計画が作成されていないマンションも意外にあるので注意が必要です。
また、長期修繕計画があるとしても、その計画期間がどれくらいあるのかも問題となってきます。修繕のために必要な工事を網羅するには25年~30年くらいは必要になってきます。
計画内容が建物の構造や設備をきちんと反映していればいいのですが、そうでなければ問題となります。例えば、設備はあるのに修繕計画がなかったり、存在しない設備の修繕計画があるなど、そういうケースもあるのです。
近頃、数年ごとに修繕積立金の額を値上げしたり、将来多額の基金の支払いを予定することで、広告表示する分譲当初の金額を安く抑える手口がよく見られます。修繕積立金の額がどのように変わるのかもチェックしておきましょう。