管理費と修繕積立金
マンション管理の費用
マンションを管理していくには、様々な費用がかかります。それらは、管理組合が窓口となって支払っており、最終的にはマンションの区分所有者が負担していくものです。
マンション管理に関わる費用には、支払いの周期や目的に応じて「管理費」「修繕積立金」の2つに分けられます。その違いを少し、比較してみましょう。
管理費
○性質
日常的な管理業務の費用支払いのため集めるお金
○用途例
・管理員費 ・設備点検費用 ・清掃費 ・共用部の水道光熱費 など
○集め方
毎月、管理費として徴収する
○注意点
・駐車場収入を管理費会計に組み込むことで、見かけ上安く設定されることもある
修繕積立金
○性質
数年から数十年おきに発生する修繕工事のため積み立てるお金
○用途例
・鉄部の塗装 ・屋上の防水工事のやり直し ・給排水管の取替え など
○集め方
・毎月、修繕積立金として徴収
・マンション購入時に修繕積立金として一括で集めたり、大規模修繕の際に一時負担金として集めることも
○注意点
・分譲当初の設定が低すぎるため、後で引き上げられることがある
・実際の修繕工事にあたって不足していると、一時負担金を徴収したり、管理組合としてローンを借りることになる
大体、管理費は「上手に使うお金」で、修繕積立金は「きちんとためるお金」といえるでしょう。管理費は無駄を省いて、同じ額でいかにして業務内容の質を高めるのかがポイントです。
一方、修繕積立金はここぞという時に不足することが無いよう、注意する必要があります。また、両方を別会計にして混同することなく管理しなければなりません。