中古マンションの維持・管理
永住志向の増加
昭和30年代後半に、分譲マンションが登場してきました。その後、現在ではストックが全国で450万戸以上であり、そこに住む人の数は1200万人以上となっています。
近頃は、マンションに永住したいと思う人が増えています。マンションは一戸建てのへの仮住まいではなく、ひとつの都市型の住宅形態として、日本の社会に定着しつつあります。
中古マンションの流通促進
こうした状況を鑑みて、国は分譲マンションを社会的ストックとしてとらえ、維持管理の大切さを認識し始めています。
マンション関係の国が行ってきたことを少し挙げてみましょう。
平成13年 マンションの管理の適正化の推進に関する法律(適正化法)の施行
平成14年 マンションの建て替えの円滑化に関する法律(円滑化法)の施行
平成15年 マンション標準管理委託契約書の改訂
建物の区分所有等に関する法律(区分所有法)の一部改正
平成16年 マンション標準管理規約の改正
改修によるマンションの再生手法に関するマニュアルの公表
上に挙げたのは一部ですが、主に国が重視しているのは、中古マンションの流通促進を図ること、その改修や建て替えについて制度的な枠組みをまとめることです。
中古マンションの流通促進に関しては、マンション管理情報のデータベースシステムの構築管理状況を判断する指針の作成などが行われています。
また、改修や建て替えについては「マンション建て替え円滑法」や「改修によるマンション再生手法マニュアル」の公表などがあげられます。
こういった国の動きは実際のマンション管理の現場にも影響を与えずにはおきませんから、それぞれの内容や意味を理解しておくことも必要です。